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[材料]ばね材料の使用温度の限界はどのくらいですか?
材料 記号 温度℃
ピアノ線 SWP 120
ばね用ステンレス鋼線 SUS304 250
インコネルX-750 NCF-750 450
[材料]ステンレス鋼の磁性について。
SUS304はオーステナイト系のステンレス鋼で、溶体化(約1200℃から急冷)した状態では非磁性であるが、ばね用鋼線では冷間加工により一部がマルテンサイト化し弱い磁性を帯びます。
SUS316は、冷間加工による磁性の増加はSUS304に比べて小さいために非磁性と呼ばれています。
[材料]ばね用ステンレス線とピアノ線の簡単な見分け方はありますか?
マグネットに付着する磁性の強さは、ステンレス線とピアノ線では大きく違います。
また、ステンレス線の表面肌の輝きは、ピアノ線に比べてややにぶい光沢をしているのが普通です。
[一般のばね]コイルスプリングの巻き方の見方を教えてください。

写真:巻方向

巻方向は、端末を起点にして時計の針の回転方向に巻かれているものを右巻、その逆が左巻です。一般的に図面などの指示がない場合は、右巻です。
[一般のばね]ばねの熱処理について、教えてください。
熱間で成形する大型のばねは、焼入れの後に必要な硬度にするための焼もどしの熱処理を行います。常温で成形する小物ばねは、加工による残留応力の除去と、ピアノ線やステンレス線など線の特性を改善するために低温焼なましの熱処理を行います。
[圧縮ばね]巻数とその数え方を教えてください。
巻数には、総巻数と有効巻数と座巻数があります。
総巻数とは、ばねに巻かれている部分の端から端までの全巻数のことです。有効巻数は、ばね定数の計算に用いる巻数です。


※写真の製品は有効巻数4、総巻数6となります。

有効巻数=総巻数-両端の座巻数
座巻数は、通常各1巻です。この場合の有効巻数は、総巻数から-2になります。
[圧縮ばね]端面の研削有無はどのような形ですか?
写真左が端面を研削したもの。右は研削無しのものです。
写真:左端面を研削したもの、右:研削無し
[引張ばね]フック部分で折れますが、なぜですか。
フックの立ち上がり曲げ部分には、引張るために生ずる曲げ応力とばねとしてのねじり応力も同時に生ずるので、どうしても全体として応力が大きくなります。この応力集中が、折損の原因とされることが多いようです。
[ねじりばね]コイルの内径のシャフト(案内棒)は、どのぐらいでよいですか。
ばねを巻込む方向にねじると内径が減少します。このため案内棒の直径は、コイル内径の90%程度に選ぶのが通常です。

技術資料

圧縮ばね

技術資料

端部形状

クローズドエンド(無研削)クローズドエンド(研削)オープンエンド(無研削)

引張ばね

技術資料

端部形状

ねじりばね

技術資料

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